くんちゃんのはたけしごと

　ドロシー・マリノ／さく　まさきるりこ／やく　ペンギン社

　くんちゃんは、おとうさんの畑はたけしごとをてつだいます。でも、ざっそうに水みずをやったり花はなをぬいたりしっぱいばかり。なにをやっても、おとうさんに「ちがう、ちがう！」といわれます。そこでくんちゃんは、おとうさんのすることをじっとみることにしました。やがて、くんちゃんはじょうずにしごとができるようになります。 （幼児から）

ぼくの庭にわができたよ

　ゲルダ・ミューラ／作　ささきたづこ／訳　文化出版局

　ぼくのかぞくは、広い庭のある家へひっこしてきました。でも、庭はあれほうだい。お母さんは、しばふとテラスとかだん、ぼくはかだんといけ、いもうとのカロリーネはやさいばたけをつくりたいといいました。ぼくとカロリーネは、庭の一部いちぶをもらいたがやしはじめます。（小低から）

*この本は絶版です

リディアのガーデニング

　サラ・スチュワート／文　デイビッド・スモール／絵　福本友美子／訳　アスラン書房

　リディアは、パパに仕事がみつかるまで、町にすむジムおじさんの家でくらすことになりました。ジムおじさんは、きむずかしくてにこりともしません。リディアは、おじさんをよろこばせようと、屋上おくじょうにひみつの庭をつくります。 （小中から）

空とぶ庭

　ジュディス・ワーシー／作　神鳥統夫／訳　大社玲子／絵　佑学社

　アパートの10階に住むヘレンの夢は、美しい庭を持つことです。友だちがいなくてさびしいヘレンは、授業中もぼんやりと空想の庭の世界にひたってしまいます。
　ある日ヘレンは、同じアパートに住む一人ぐらしのピーおばあさんの部屋に招かれます。部屋には、ヘレンが思いえがいたとおりの庭が広がっていました。（小高から）

秘密の花園

　Ｆ・Ｈ・バーネット／作　猪熊葉子／訳　堀内誠一／画　福音館書店

　孤児のメリーは、イギリスの田舎に住むおじさんの屋敷にひきとられました。メリーは、屋敷には10年間も閉ざされた秘密の庭があることを知り夢中になります。コマドリにみちびかれ鍵と入り口を見つけたメリーは、２人の少年といっしょに、荒れ果てた庭を魔法のように美しい庭へとよみがえらせていきます。 （中学生から）