ログイン

かぜのほん

 

かぜのかみとこども

 山中恒/文 瀬川康男/絵 フレーベル館

 むらのこどもたちがあそんでいると、みしらぬおとこがやってきて、「くりやかきがたくさんなっているところにつれていってやる」といいました。おとこは、しりからしっぽのようなながいものをひっぱりだし、こどもたちをつかまらせ、ごおーっとてんにまいあがります。(幼児から)

ふうたのかぜまつり

ふうたのかぜまつり

 あまんきみこ/作 山中冬児/絵 あかね書房

 子ぎつねのふうたは、イチョウの木のまえで、ちこちゃんというおんなの子とであいます。ちこちゃんは、おとこの子にばけたふうたを、木にすむ「きぼっこ」だとおもいました。そのとき、すきとおったかぜがふき、ふたりのまえに、ほんもののきぼっこがあらわれます。(小低から)

 

風のまにまに号の旅

 BB/作 神鳥統夫/訳 D.J.ワトキンス=ピッチフォード/絵 大日本図書

 あなぐまビルは、はたねずみのマティから古い貨物船かもつせん「風のまにまに号」をプレゼントされました。ふねをぴかぴかにみがきあげ、そうじゅうのれんしゅうをして、いざしゅっぱつ。はじめてのぼうけんは、マティからあずかったお金を船でとどけることです。ところが、旅のとちゅうで、ビルは海賊かいぞくどらねこビッグにつかまってしまいました。(小中から)

風の盆の町

風の盆の町

 松浦とも子/作 福田岩緒/絵 PHP研究所

 夏美の家族は、東京からおじいちゃんの住んでいる八尾町(今の富山市)に引っ越してきました。夏美は、乱暴らんぼうに聞こえる富山弁や、がんこなおじいちゃんになかなかなじめません。東京に帰りたいと思っていた夏美ですが、おわらおどりの練習に参加するうちに八尾の町にとけこんでいきます。(小高から)

風をつむぐ少年

風をつむぐ少年

 ポール・フライシュマン/著 片岡しのぶ/訳 あすなろ書房

 16歳のブレントは、酔った勢いで自殺を図り、見知らぬ少女リーを巻き込み死なせてしまいます。遺族はブレントに、償いとして「リーの顔をした風で動く人形を作り、アメリカの四隅に立ててほしい」と告げました。大工道具を持ち逃げるようにして一人旅に出たブレントですが、いろんな人と出会い、人形作りに苦戦するうちに、新しい自分を発見していきます。(中学生から)

こちらもおすすめ!

おひさまをほしがったハヌマン A.ラマチャンドラン/さく・え 松居直/やく 福音館書店 幼児から
風がふいたら パット・ハッチンス/さく 田村隆一/やく 評論社 幼児から
みんなでかぜになりました 山下明生/作 梶山俊夫/絵 ポプラ社 幼児から
風の神とオキクルミ 萱野茂/文 斎藤博之/絵 小峰書店 小低から
ナム・フォンの風

ダイアナ・キッド/作 もりうちすみこ/訳
佐藤真紀子/絵

あかね書房 小中から
風にのってきたメアリー・ポピンズ P.L.トラヴァース/作 林容吉/訳 岩波書店 小高から
花豆の煮えるまで 安房直子/作 味戸ケイコ/絵 偕成社 小高から
風の靴 朽木祥/作 講談社 中学生から
モンスーンあるいは白いトラ クラウス・コルドン/作 大川温子/訳 理論社 中学生から
ページ上部に移動